LLサイズミニバンの大人気車種として君臨し続けている、アルファード。
2015年1月にフルモデルチェンジを行い、2017年12月25日は後期型へとマイナーチェンジを行いました。
その大人気車種のアルファードを「自分なりにカスタムしたい!」と思っていらっしゃる方も多いと思います。
そこで今回は「お洒落は足元から」と言う言葉があるように、30系アルファードにもっと格好良くおしゃれに乗るために最もマッチングするホイールを探しましょう!!
30系アルファードの純正ホイールサイズは?
そもそも純正のホイールサイズがわからないと、どのようなサイズのホイールを選べば良いかわかりませんよね・・・。
まずは、30系アルファードの純正ホイールサイズをお伝えします!!
<アルファード エアログレード>
ホイールサイズ・・・18×7.5J +45
タイヤサイズ・・・235/50 R18
H/P.C.D・・・5/114.3
<アルファード エアログレード&Xグレード以外>
ホイールサイズ・・・17×6.5J +33
タイヤサイズ・・・225/60 R17
H/P.C.D・・・5/114.3
<アルファード Xグレード>
ホイールサイズ・・・16×6.5J +33
タイヤサイズ・・・215/65 R16
H/P.C.D・・・5/114.3
上記のように具体的にグレードによりサイズが18インチ~16インチまで設定されています。
重要な事として、30系アルファードの場合は15インチはブレーキに干渉するため履くことが出来ませんのでご注意下さい!
30系アルファードのホイールを交換するメリット・デメリット
30系アルファードのホイールを交換すると良いよー、とお伝えしても、そもそも「ホイールを交換する意味ってあるんですか?」という声が聞こえてきそうです・・・。
30系アルファードに限らずですが車のホイールを交換する意味は確かにあるんです。
そこで、ホイールを交換するメリット・デメリットについて整理します。
■ホイール交換のメリット
- 車の見た目に変化を出せる
- 走行性能を変化させることが出来る
■ホイール交換のデメリット
- 大きくしすぎると車体に干渉する可能性がある
- 乗り心地が悪化する可能性がある
一番は、車の見た目が変化することです!
ここが一番重要だと思います。
そして、ホイールを変えることによって車の走行性能(ハンドリング・乗り心地等)に変化をもたらすことも出来るんです!
ホイールの種類とタイヤとのマッチング
上記に書いた「ホイールを変えることで走行性能に変化をもたらす」について語るには、まずホイールの種類について語らないといけません。
ホイールには製造方法による違いがある
ホイールの種類には以下のものがあります。
- 鋳造(ちゅうぞう)
- 鍛造(たんぞう)
「それってなんぞや?」って話ですが・・・。
鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)はホールの製造方法の違いなんです。
鋳造とは・・・溶けた金属を型に流し込み冷やして製造する方法。
複雑なデザインや小さなデザインのホイールでも簡単に製造することが出来る。
純正ホイールのほとんどが鋳造です。
⇒ R35 GT-Rなどスポーツカーは純正でも鍛造がほとんど。
鍛造とは・・・何度も叩いて金属内部の気泡を減らし、強度に優れた軽量なホイールを作成することが出来る。
「じゃぁ、複雑なデザインが作れる鋳造の方が良いんじゃない?」って声も聞こえてきそうなので、もっと踏み込んだ話をします。
鋳造のホイールはデザインに富んでいたり、細かなデザインをした物が多くなります。
ただ!!!金属を型に流し込んで作っていますので、ホイールの重量が重くなる傾向があるんです。
一方、鍛造は叩いて金属内部の気泡を減らして強度に優れたホイールを製造することができますので、軽くて丈夫なホイールを作成することが出来ます。
”が“、凝ったデザインの物は制作しにくい特性があります。
また製造工程が複雑ですので、鋳造ホイールより値段が高くなる傾向があります。
「じゃぁ、やっぱりデザインも豊富で重くなるけど鋳造の方が良いんじゃない?」ってなりませんか?
実は、そうでもないんです・・・。
ホイールサイズとタイヤ、乗り心地との関係
車にはサスペンションがついてますよね?
そこに、バネがついているのですが「バネ下重量」という走行性能や燃費に関わる重要な部分があります。
バネ下重量が軽いほど、ハンドルを切った時の応答性や燃費に好影響を及ぼしやすい傾向があります。逆に重くすると燃費が悪化したり、ハンドルを切った分より車が曲がらない。ハンドルを切ってからの反応が悪い方向に行くことがあります。
そして、乗り心地に影響を与える部分のもう一つは「タイヤ」です。上記に書いた「純正のタイヤサイズ」をもう一度、見てみましょう。
3パターンありますが、16 → 17 → 18とインチ数が上がるごとにタイヤの数字も上がっていることにお気づきですか?これは、タイヤの直径を合わせるためにタイヤの横幅、ゴム部分の厚さを変えているんです。
インチが上がる程、タイヤは横に大きくなり、厚みは薄くなっています。
理由は、今の車は純正のタイヤサイズで「走行距離」「スピード」を測定していますので、純正サイズより逸脱したサイズを導入すると、速度や距離に誤差が生じる可能性があります。
また、逸脱したホイールサイズを入れると車体と干渉し、ハンドルが全部切れない、段差を乗り越えるたびに車体に当たるなどのトラブルを引き起こしかねませんので逸脱しすぎたサイズの導入にはご注意を。
そして、タイヤのゴム部分でも路面からの凹凸による衝撃を吸収してますので、ホイールを大きくしてタイヤのゴム部分の厚みが薄くなると、路面からの凹凸を吸収しにくくなりますので、乗り心地は悪くなる傾向にあります。
アルファードの乗り心地
ホイールとタイヤには乗り心地に大きく関係する事が分かったと思います。
では、30系アルファードの場合はどうでしょうか?
純正でも16インチのアルファードと18インチのアルファードでは、18インチの方が乗り心地はちょっと悪いです。
30系アルファードの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」は17インチを採用しています。
17インチを採用している理由は、操縦性・乗り心地などを考慮しているからになります!!
30系アルファードのホイール交換、まとめ
30系アルファードに限らずですが車のホイール交換は、確かに意味があります。
結局オーナー様の意向によって選ぶべきホイールが変わるということになりますが、ホイール交換のメリット、デメリットをキチンと検討して、最適なホイールを選択しましょう。
乗り心地を重視するのか、走行性能を重視するのか、見た目を重視するのか等・・・。
ご自分の重視する部分を決めた上で、ベストなホイールを選びましょう!
ホイール選択の際に重要な事は下記となります。
- 燃費・走行性能を上げる場合は「バネ下重量」を軽くする。
- デザイン性を重視する場合は「鋳造」
- ホイールを大きくするとタイヤの厚みが薄くなるため、乗り心地が悪化する可能性がある。
- 逸脱したホイールの導入には注意が必要。
それでは、次の記事でこの話を踏まえた「30系アルファードに最もマッチングするホイール」について話していこうと思います。
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