トヨタの最上級ミニバン、アルファードは2002年の販売開始から一貫して高い支持を集めています。
2015年に3代目アルファード(30系)が出ました。
アルファード30系の先代である2代目、通称「20系」は比較的走行距離の短いものもあり、中古市場でも高い人気を保っています。
20系の中でも、ハイブリッド車は狙い目です。
アルファード20系ハイブリッド車を中古で購入するときに、注意すべき内容を見ていきましょう。
アルファード 20系ハイブリッドの中古車価格
世間一般では小さな車が流行っています。
しかし、その流れに逆らいアルファードは兄弟車のヴェルファイアともども売れ続けています。
ついにはトヨタ車の中で、アルファードはクラウンをしのぐ高級車の地位まで獲得しています。
アルファードの人気は高すぎ、その分20系アルファードの価格も高止まりしている傾向もあります。
それでも新車の30系が売れている現在ではだいぶ買いやすくなったと思われます。
3代目アルファードは新車で400万~500万円します。
これに比べますと、中古車市場における20系アルファードは、半額程度で購入できるものもあります。
アルファード20系のハイブリッド車は、2011年のマイナーチェンジ時に登場した車種です。
ですから、まだ新しいものも多数あります。
300万円用意すれば、状態のいい車もあります。
トヨタ車は頑丈にできていますし、中古でも長期間乗れるのもメリットでしょう。
アルファード 20系ハイブリッドの燃費
http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51895029.html
アルファード20系ハイブリッド車は、市街地では非常に静かでありながら、パワーも兼ね備えていて力強い走りが可能となっています。
その燃費についてはどうでしょうか。
カタログ燃費(JC08モード )は、17.0 km/ℓです。
ちなみに、最新のアルファード30系ハイブリッドは19.4km/ℓですから、それには劣ります。
アルファード20系ガソリン車のカタログ燃費も見ておきましょう。
3.5リットルエンジンで9.1~9.5km/ℓ、2.4リットルエンジンで、10.4~116km/ℓです。
大きな車なので、ガソリン車もハイブリッド車も、格別燃費について優れた数字が出ているわけではありません。
参考までにトヨタ他車のカタログ燃費も見てみましょう。
シエンタハイブリッド(最新型)は27.2km/ℓ、プリウス(最新型)は、34.0~40.8km/ℓとなっています。
これら、やや小型のハイブリッド車と比べてはいけないでしょう。
アルファード20系ハイブリッドの実燃費はどうでしょう。
Web上の口コミによりますと、平坦な一般道主体ですと12km/ℓ程度が多いようです。
この数字に不満を持つ人はあまりいないようで、馬力ある大型車について妥当な数字との評価がなされています。
燃費については初代アルファード(10系)より大幅に向上しています。
これは、ミッションがアルファード20系からCVTに変わったことも大きいとされます。
CVTは無段変速で、動力においてムダがないのです。
アルファード 20系ハイブリッドのタイヤと走行安定性
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アルファード20系のタイヤについては、ガソリン車もハイブリッド車も同一です。
アルファード20系のタイヤは、標準仕様で16インチ。
これはミニバンとしては、通常サイズで、比較的小さな直径のものです。
オデッセイ、ステップワゴン、エルグランド等と同様の直径です。
小さな直径、さらに幅の狭いタイやのほうが、燃費はよくなる傾向があります。
3代目アルファードは、燃費はよくなっているものの、タイヤについては直径17インチがメインとなりました。
燃費は多少落ちますが、走行性能、さらに見た目にこだわって、大きなタイヤに履き替えている中古車もあります。
履き替えている場合は20インチが多いです。
タイヤは直径以外に幅も重要です。
アルファード20系のタイヤ幅は215mmです。
アルファードのタイヤは10系からモデルチェンジを重ねるたび幅広になっています。
アルファード30系では標準が225㎜です。
これが意味するところは、走行安定性の向上です。
タイヤ幅が広いと、設置面積が増えるために走りが安定するわけです。
といって、20系の走行安定性が、30系と比べて著しく劣るということはありません。
アルファード 20系ハイブリッドに不具合はある?
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アルファードのエンジントラブル
残念ながらアルファード20系にも、エンジントラブルが見られました・・・。
中古のアルファードを購入し、不具合が出ることも少なくはありません。
エンジンオイルの異常消費で、これは中国製エンジンの場合に発生します。
ハイブリッド車も搭載している2.4リットルエンジンのこの不具合については、トヨタも認識しています。
そのため、エンジンの保証期間が9年まで延長されています。
9年を過ぎますと、不具合があっても有償となります。
とはいえ、決してアルファード自体故障が多いというわけではありません。
10年、10万kmというのがひとつの目安で、ここまで乗らない限り、むしろ故障は少ないといえます。
さすがアルファードは日本を代表するトヨタ車の看板といえますよね!
アルファードもハイブリッド車特有の電気系統トラブルがある
アルファードに限らず10年、10万kmを超えると、定期交換しなければならない部品が増えてきます。
ハイブリッド特有の不具合というものもありますので、中古でアルファード20系ハイブリッドを購入予定の人は気を付けましょう。
といってもこれも、ハイブリッドシステムの経年劣化に伴うやむを得ないものです。
決してアルファードHV固有の問題というわけではありません。
ハイブリッド車は、巨大な電化製品でもあり、必ずこういうことはあります。
次の部分に故障が発生することがあります。
- インバータの故障による異常警告灯の点灯
- 駆動用大型バッテリーの劣化
- パワースライドドアの故障
ハイブリッドシステムの中核となる、インバータの精密電子部品の寿命は、走行距離10万kmが目途となっています。
これが故障しますと、インバータ全体の交換となり、この部品の代金は15万円程度です。
もうひとつ、寿命があるのがバッテリー。
駆動用のバッテリーは、世にある他の充電システムと同様、充電・放電を繰り返すことで段々と劣化していきます。
最終的には警告灯が点滅して、走れなくなります。
こちらも交換すると、交換費用を含めて20万円以上かかります。
中古のアルファードHVを購入するにあたっては、電気系統の劣化問題は避けて通れません。
部品の交換の可能性については、費用面の比較においても、あらかじめ織り込んでおきましょう。
パワースライドドアは、走行とは別のシステムですがやはり電気系統ですので、長年使っていれば故障してドアが開かなくなったりします。
年式の古いアルファード10系ほどは生じないようですが、アルファード20系でも使用時間の長いものではこの可能性があります。
アルファードのドア故障、修理・交換費用はドア1枚につき約10万円程度です。
アルファード20系ハイブリッド車の中古車、まとめ
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中古車市場で大人気、アルファード20系ハイブリッド車の特徴を見てきました。
- 2代目(20系)アルファードは中古車市場で人気
- アルファード20系ハイブリッドの中古価格は300万円未満が相場
- アルファードは大型車だが燃費は決して悪くはない
- アルファードのタイヤは16インチが標準仕様
- アルファードはそれほど故障しない
- ただし、ハイブリッド車特有の経年劣化に注意
アルファードを購入する場合は、新型だけでなく1つ前の世代であるアルファード20系も視野にしれて、少しでも納得いく金額でお得にアルファードを購入しましょうね!!
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